タンク式トイレの節水に効果的な方法を解説【ペットボトルはお勧めできません】

自宅のトラブル解消
[voicel icon=”https://denden-life.com/komaru1.png” name=”あっちゃん”]タンク式トイレって、1回でたくさんの水が流れるから勿体ないんだよなぁ。

簡単に水量を減らして節水する事は出来ないのかなぁ。[/voicel]

タンク式トイレは、一度に流れる水の量が『タンク一杯分』と決まっています。

そのため、止水弁で流れる水量を調整する事もできません。

水を流すたびに勿体ないと思えど、節水する方法が分からなくて悩んでる人も多いと思います。

そこで、今回はタンク式トイレを大きく節水する方法を解説させて頂きます。

1年間で水道料金はどれだけ下がる?

1年間で水道料金はどれだけ下がる?

[topic color=”blue” title=”計算根拠”]
  • 家族構成:4人家族
  • トイレ使用数:1日5回
  • トイレの節水効果:1回2ℓ
  • 1㎥あたりの上下水道代:500円
[/topic]

先ずは、1ヶ月の節水量を算出していきます。

1回2ℓを4人が1日5回、365日使うと想定すると

[aside type=”boader”]

2×4×5×365=14,600ℓ=14.6㎥

[/aside]

続いて、1㎥あたり500円の水道料金が発生すると考えると計算式は以下になります。

[aside type=”boader”]

500×14.6=7,300円

[/aside]

つまり、一般的な4人家族の世帯であれば、年間7,300円の節約が可能になるという事です。

LIXIL(INAX)のタンク式節水トイレで簡単に出来る節水方法

LIXIL(INAX)のタンク式節水トイレで簡単に出来る節水方法

やり方は至って簡単です。

タンクの中にビンを入れるだけで節水効果が期待できます。

うちの実家では、こんな感じで節水していました。

タンク式トイレの節水方法

[topic color=”yellow” title=”ワンポイント”]

タンクの中で動かないように、瓶の中に水を満タンに入れるようにしましょう。

おすすめは、コーヒーの大瓶になります。

[/topic]

トイレのタンクにビンを入れる時の注意点を解説

トイレのタンクにビンを入れる時の注意点を解説

タンクの中の水は、トイレを流すだけですので衛生面は気にする必要はありません。

ただ、タンク内にビンを入れる際には3つの注意点があります。

[topic color=”blue” title=”注意点”]
  1. ビンのラベルは綺麗に剥がす
  2. ビンが倒れないように水を満タンに入れる
  3. ビンは2本までにする
[/topic]

ここは非常に大切な部分ですので、それぞれ解説します。

【1】ビンのラベルは綺麗に剥がす

ビンのラベルは綺麗に剥がす

このように、綺麗にラベルを剥がしてからトイレのタンクに入れるようにしましょう。

もしも、ラベルを剥がさなかったらどうなるのでしょうか?

僕の実家では、ラベルを付けたまま入れてたみたいで激しく劣化していました。

ビンのラベルは綺麗に剥がす

将来的にラベルが剥がれて、パッキンの間に詰まったりすると漏水の原因になりますので注意が必要です。

【2】ビンが倒れないように水を満タンに入れる

ビンが倒れてしまい、排水用のパッキンの邪魔をすると勢い良く水が流れ続けるようになります。

この状態で水が流れ続けると、数時間で数千円程度の水道代になる可能性がありますので注意が必要になります。

ビンの中に水を満タンにする事によって、重量が重くなり倒れ防止になります。

[topic color=”yellow” title=”ワンポイント”]

万が一、ビンが倒れてしまった場合はビンの中に『砂』を入れて重量を増やすようにしましょう。

また、細長いビンは倒れる確率が高くなりますので安定感があるビンを選ぶ事も大切です。

[/topic]

また、ビンが倒れないようにオーバーフロー配管に釣り糸などで縛る方法もあります。

オーバーフロー管に縛る方法

【3】入れるビンは2本までにする

節水効果を上げるために、沢山のビンを入れたいと考えるかもしれません。

しかしながら、タンクの中にビンを入れすぎると故障の原因になり逆効果になります。

ビンを入れる際には、多くても2本までにしてください。

なぜトイレのタンクにペットボトルを入れると節水できないのか?

なぜトイレのタンクにペットボトルを入れると節水できないのか?

ここまでご覧頂ければイメージが付くかもしれません。

そう、ペットボトルは重量が軽いし底面の安定度が低いので、トイレのタンク内で転倒する可能性が高くなってしまうのです。

タンク内で転倒すれば、タンク内の設備の邪魔をして水が流れっぱなしになり節水と逆効果になってしまいます。

トイレのタンクには、絶対にペットボトルは入れてはいけません。

まとめ

タンク式トイレは、一度に大量の水が流れてしまうので勿体なく感じてしまいます。

そのため、タンク内にペットボトルを入れる方法がテレビや雑誌で紹介された事もあり、ペットボトルを入れる人が非常に多いです。

ただ、ペットボトルをトイレのタンクに入れるのは逆効果で水の流れっぱなしの原因にもつながります。

[topic color=”red” title=”今回の復習”]
  • 安定感のあるビンに水を満水にしてタンク内に入れる
  • ビンのラベルは劣化するので事前に剥がしておく
  • 4人家族で年間7,300円程度の節約
[/topic]

今回の方法は、節水効果があるといっても急を要するものではありません。

自宅でコーヒーを飲み終えた後のビンで大丈夫ですので、捨てずに今回の方法を試してみて頂けたらと思います。

[aside type=”yellow”]

トイレの便器から水が止まらない場合は、簡単に修理する事で節水効果を得られます。

→【INAX製】トイレの水がチョロチョロ止まらない!タンク式の水漏れを修理する方法

[/aside]

少しでも節水して、財布にも地球にも優しい人が増えると嬉しいなって思います。

それでは失礼します。

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