「計算が苦手だから、暗記だけで電験三種に合格することは出来るのかな?」と思って、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
結論から言えば、暗記だけでも電験三種に合格することは可能ですが、並大抵の努力では難しいことを先に理解しておく必要があります。
ただ、僕の1個上の先輩で暗記のみで電験三種に合格した伝説の男がいますので、その伝説の男の『マークシート記憶術』をご紹介させて頂きます。
電験三種は難しいと諦めてしまっては一生かかっても合格する事ができません。合格のための戦略の1つとして取り入れてみてくださいね!
暗記だけで電験三種に挑んだ伝説の男はどのくらい計算が苦手だったのか?
生ける伝説の先輩ですが、第二種電気工事士レベルの計算がギリギリ理解できるくらいの実力でした。
ですので、第一種電気工事の資格試験も難しい計算問題は捨てて、暗記一本で合格をもぎ取ったようです。
もしもあなたが、第二種電気工事士レベルの計算力があるのであれば、電験三種に合格する未来はあると言えます。
[topic color=”yellow” title=”ワンポイント”]とはいえ、電験三種の計算は努力次第では合格するレベルに持っていくことは可能です。
馬鹿でも電験三種に受かるイソップ寓話の方法を取り入れる事を個人的にはおすすめしています。
[/topic]電験三種の問題をどのように暗記すれば合格する事ができるのか?
おそらく、ここが一番知りたい部分であり、今回の大目玉の部分になります。
仮に計算問題の公式を暗記するのであれば、それは一般的な勉強法になるので暗記とは言いません。
そうかと言って、テキストを丸暗記したところで資格取得レベルにまで持っていくのは非常に難しいです。
そこで先輩は、過去20年間の問題を丸暗記する作戦に乗り出したのです。
それこそが、独自に編み出した勉強法が『マークシート記憶術』という革新的勉強法になります。
電験三種の問題を丸暗記!マークシート記憶術とは?
前提条件は、過去問20年分の丸暗記です。
丸暗記というのは、問題と答えをセットに覚えるという作戦です。
例えばこんな問題があったとします。
引用元:https://www.shiken.or.jp/answer/pdf/267/file_nm01/T1-R.PDF
この問題を見た瞬間に計算せずに答えが『(2)0.91』と分かるレベルです。
ここで重要なのが、コンデンサA,B,Cの形状も一緒にパターン化して覚えるという事になります。
極論を言えば、この問題を見た瞬間にマークシートの2番目を塗り潰すレベルの暗記力が必要になってきます。
マークシート記憶術の注意点も存在します
電験三種の資格試験は、過去問と全く同じではありません。
- 過去問と全く同じ問題
- 過去問を少し捻った問題
- 初めて見る問題
全てが過去問から出題されるわけではないので、過去問を丸暗記しても60点の合格ラインに届かない可能性が高いです。
ですので、暗記で電験三種に合格した先輩も、『過去問+出来る範囲の暗記+簡単な計算問題』は実施したようです。
まとめ
先輩が電験三種に合格した戦略はこうです。
[aside type=”boader”]実力で40点〜50点を取り、残りの10点〜20点は記憶した過去問と運。
苦手な計算問題で構成されている理論は3回チャレンジすれば合格できる。
[/aside]苦手な計算は暗記と運でカバーするという、電験三種にあるまじき戦略だと思います。
ただ、結果的に電験三種の資格取得を達成したので、本当に素晴らしいと思いました。
もしもあなたが計算が苦手であれば、先輩の戦略を真似してコツコツ勉強してみてくださいね!
それでは失礼します。
コメント